親についての作文　坪井翼

親とは何だろうか。虐待やネグレクトなどによって子どもを殺めてしまう実の親もいれば、血のつながりはないが、本当の親以上の絆をつくり、愛情をもって子どもを育てる親も存在する。私は親というものは子供にとって最も重要な存在であると考える。しかし、例外もある。それは、子供を生きづらくしている親である。多くの場合、子どもは親の給料をもとに生活している。つまり、子供であるうちは親元を離れ、完全に独立することは出来ず、立場的には親より弱い立場で生きているのである。このような弱い立場の子どもに対する虐待で子どもがなくなるといった事件をニュースで見るようになった。私はこのような報道を見るたびに悲しくなる。どうして自分の子供を死ぬまで傷つけるようなことができるのであろうか。容疑者の供述に、「しつけのため」や「いうことを聞かなかったから」というものがよくあるが、これは自分よがりの言い訳であると思う。しつけのための暴力が許されるはずがない。少し考えればわかることである。もしかしたら、その親の親からこのようなしつけのされ方をされてきたのかもしれない。そう思うとその人だけを責めるわけにはいかないが、自分はこうされてきたから私の子供にはこのような経験をさせないようにしようと考えてほしいものである。

遅れてすいません。