教育問題・大学論
24年度後期・荒井ゼミは元気に動いています。

24年度後期のゼミ、つまり私にとって最後のゼミもしっかりと動き始めました。後期も、前期に続いてテキストの検討と毎月一冊読書です。まずテキストですが、前期に続いて「秋葉原無差別殺傷事件」に関するテキストです。毎月一冊読書は […]

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教育問題・大学論
24年度前期で34年の「教育史」講義を全て終えました。

大分涼しくなってきました。この夏は、秋に刊行予定の『明治前期の国家と地域教育』の校正におわれました。やっと終わり、間もなくお手許に届けることになりました(刊行できましたら報告します)。先日も報告しましたが、今年度限りで一 […]

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教育問題・大学論
最近の読書日記です。

久しぶりの読書日記です。私の読書の方法ですが、一時に数冊の本を読みます。一週間で4~5冊を読みますが、年間で平均約200冊を読んでいます。今週の読書日記です。 まず通勤の車中です。読み易い本を持参しそれを読みます。少し時 […]

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教育問題・大学論
2024年度のゼミが動き始めました。

今年の私のゼミは3年生6人、4年生7人でスタートしました。3月に既に初回ゼミで顔合わせ等を終え、4月から本格稼働しています。 今年のメインは、2008年に発生した「秋葉原事件」を題材にして社会学的な多様な視点から切り込み […]

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教育問題・大学論
23年度後期を目前に前期の講義を振り返る

23年度後期の開始を目前にして、前期の講義を振り返ってみます。今年度の前期講義は、「教育史1」と「教育学概論1」を2コマ担当しました。「ゼミ」と「基礎演習2」もありましたが、ここでは講義科目に絞ります。「教育史1」は教育 […]

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教育問題・大学論
児童虐待問題のとらえ方

 社会の、教育問題や子育てに対する影響を考える時に、最も典型的な例が児童虐待である。児童虐待は、一見すると非常に単純な問題にみえ、「白黒」「善悪」がはっきりみえるように思える。  例えば、ある虐待事件の例。「無職の男が酒 […]

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教育問題・大学論
ロシア軍によるウクライナへの軍事侵攻に断固として抗議する。

ロシア軍がウクライナに軍事侵攻した。どのような理由・理屈も成立しない。直ちにロシア軍はウクライナから撤兵すべきだ。 ロシア軍は、世界の世論に反して、2月24日に軍事行動に踏み切り、ウクライナへ軍事侵攻した。「平和維持」「 […]

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教育問題・大学論
今こそポスト・コロナ、ウィズ・コロナの教育を考える時である。

「コロナ禍の最中なのにポスト・コロナを語るとは不謹慎」と怒られそうであるが、「闘いの最中にあって『戦後』を展望しておく」ことは歴史の教えるところでもある。戦後の設計は、戦中からなされていた。だとすればこの2年間に及ぶ「コ […]

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教育問題・大学論
大学の現状とそれを憂いている人への好著2冊

大学の現場は病んでいる。意味不明の仕事が多く、貧困な予算の下で補助金を獲得するためのあらゆる競争に巻き込まれ、行政から次から次へと来る「改革」という名の圧力にさらされている。1991年に大学設置基準は「大綱化」されたはず […]

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教育問題・大学論
東京新聞社会部記者・望月衣塑子さんに学ぶ

東京新聞社会部・望月衣塑子記者の執筆・共著になる3冊の本を読みました。「同調圧力」「出る杭は打たれる」という厳しい状況の中で、権力を監視するという記者の矜持を大切にして使命を実践する彼女の生き方に共鳴しました。これからも […]

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