関心テーマを読んで 磯﨑未奈
馬場さん
私が疑問に思ったのは、2段落目1行目の「なぜ日本の子どもたちは主体性や自主性を持って授業に取り組むことができていないのか」という部分である。馬場さんは日本の学校教育の主体性・自主性を考えるきっかけになった場面について、学校のイメージや小学生ユーチューバー、サドベリーバレースクールのことをあげている。だが、学校のイメージから子どもたちの実情を語ることは難しく、また1人の小学生の考えから日本の子どもたち全員がそうとは言い切れないと思う。また、私は子どもたちの主体性・自主性について、実際に学校での様子を見てみないと語ることはできないと思う。なので、「できていない」というのは違うと思った。
だが、アクティブラーニングなどによって子どもに自主性・主体性が求められている今、このテーマを深めていくのはとても良いと思った。このことを狭い範囲で考えるのではなく、もっと広い視野をもって考えて欲しい。
渡邊さん
渡邊さんは貧富の差によって受けられる教育の質が変わってしまうと述べている。だが、私は貧しくても学校の中でしっかり学べばそれなりの学力は付くと思う。また、学習支援のボランティア団体に通えば、学習プリントも貰える。なので、貧困格差による教育格差は、塾に行けないだけではなく、学校でしっかり学べないことやボランティア団体にすら通えないことも要因になると考えた。
私は教育格差の要因には貧困格差だけでなく、地域格差もあると思う。都市に生まれたか、田舎に生まれたかによっても、設備や環境が大きく異なるので教育内容には違いが生じると考える。子どもたちの教育格差について考えるうえで、貧困格差だけに目を付けるだけでいいのかと考えた。