10月12日 第5回荒井ゼミ活動報告
はじめまして。荒井ゼミ生の星野凌摩と申します。数年ぶりに荒井ゼミが始まり、先輩がいらっしゃらない状況かつ、コロナ禍によって前期から今にかけて普通とはかけ離れた形式でゼミ活動を行っており、大変ではありますが日々楽しんで活動しています。
今回以降、ゼミでは少々活動のスタンスを変えていく事となりました。後期の一通りの予定はやりつつも、当初よりも討論の機会を増やすという事でゼミ生間の意見が一致したため、より濃密な活動が出来るのではないかと考えています。
今回は、予定にはなかった討論を早速取り入れる事にしました。テーマは、「学校における諸問題」です。例えば、校則についての討論では、その内容の善し悪しというよりも、その根底にある、学校が子どもを「揃えさせる」姿勢に対する考え方に重点を置いて、様々な意見を出し合いました。そこには、揃えさせる事によって団結感などを感じさせるのではないかという意見や、今日では多様性や個性が認められるべきであり、揃えさせる取り組みは時代錯誤ではないかという意見など、賛否両論でした。
教師の授業へ向き合う姿勢の在り方や、コロナ禍によって主流となったオンライン授業やオンデマンドについての考えをぶつけ合う際には、ある人の意見にある人が真っ向から対立する様子が多々見られ、以前から比べてより討論らしくなり、ゼミの活動として充実してきたのではないかと考えています。この他にも、学校内のブラックな一面や、時間を守る=良い子とされる風潮など、様々な学校の諸問題について触れましたが、どれも白熱した討論となりました。
このご時世のため、ゼミ生と直に会うことが出来ず親睦をなかなか深められない状況ではありますが、討論や時間外のフリートークを通じて、肩の力が抜けてきたように思います。前述したように、今後は討論の機会が増えると思われますので、オンライン上でのゼミの活動を引き続き模索していきたいと思います。以上で、第5回の荒井ゼミの活動報告とさせていただきます。