学長からラグビー部部長としての感謝状を頂戴しました。
3月、退職に先立ち、ラグビー部の部長としての活動に対し、学長から感謝状を頂戴しました。光栄の至りです。
特別な活動をしたわけではないと思っております。試合の応援に行き激励の言葉を送ること、選手・部員に対して寮生活・食事・勉学の環境整備など、少しでも良い環境を提供する、という普通の活動をしただけです。私が特に重視したのは部員・選手諸君の勉学との両立です。学生(大学)スポーツとして両立は当然といえば当然ですが、ラグビーの目的はなによりも、人間形成にあります。成長途中の学生諸君にとって勉学との両立こそ不可欠な課題です。また、ラグビーは瞬時での判断力が何よりも求められます。その判断力を磨く意味でも部員・選手諸君が勉学を重視するのは大切なことです。
新寮建設・グランドの整備などの重要問題は継続課題として新部長に引き継ぎました。
私が部長を務めていた時、思いもかけずに抵抗勢力・自治破壊勢力による様々な妨害がありました。部の自治である監督・スタッフ選任問題を部から奪い、勝手に選任してくるという信じ難い問題が発生しました。部の自治は否定され、その結果、OB会との信頼関係も破壊されました。特に2022年度末にはそれら勢力による「部長解任決議」なるものも出されましたが、学内の良識ある人々が否決してくれました。
その後、部は見事に一体性を取り戻し、OB会との信頼も回復させ、24年度には関東リーグ戦で優勝することができました。多難な困難を乗り越える原動力となったのは、部の自治に対する危機を人ごとと思わずに共に闘ってくれた他の運動部の方々、OB会の方々たちです。
ラグビー部を応援して下さった皆様に感謝申し上げます。近い将来、我が大学のラグビー部は大学選手権の準決勝(正月の国立)出場、選手権優勝を勝ち取ってくれることを確信しています。
