私にとっての最後の卒業式に参加しました。
3月24日は卒業式でした。学部長として式の際には登壇し、学科別の証書授与式には今年は教育学科に張りつきました。お祝いの言葉も述べさせて頂きました。授与式終了後は、ゼミ卒業生たちと、最後の集合写真を撮りました。
今年の卒業生は、4年前に新型コロナが下火になったとはいえ、まだ影響が強く残る中で、また自分たち自身も不安の中を入学してきた人たちです。「第一志望の大学ではない」とか、「うまくやっていけるか」などの不安と心配もあったことでしょう。しかし、多くの友人たち・先輩後輩・先生・職員のみなさんに支えられ、遂に卒業を迎えることができました。いろいろな困難に打ち勝ち、挫折と失敗の中を、なんとか潜り抜けて乗り越えた卒業生に心からの拍手を送りたいと思います。本当におめでとうございます。
卒業生たちが立ち向かっていく日本社会は、混濁の、不透明な未来です。しかし、この4年間の出会いを財産にして、社会に出ても一期一会、出会いを大切にして、前進して行ってほしいと強く思います。卒業生のみなさんの御健闘を心からお祈りします。
今年の卒業式は、私にとっても34年の教員生活の最後の卒業式となります。一生の記憶に残る卒業式になりました。写真は、教育学科の証書授与式でスピーチする私です。
