10月5日 第4回荒井ゼミ活動報告 

 はじめまして。荒井ゼミの馬場朝日と申します。10月5日に行われた第4回荒井ゼミの活動報告を致します。
 今回は、前期のオンライン型講義で浮き彫りとなった、ゼミ生のレポート作成力についての講評と今後のレポート作成力を上げるための文章講座でした。荒井先生が半期を通して、ゼミ生のレポートを見た中で思った共通する長所は、「学んだ」「初めて知った」ということが率直に書かれていた点と自分の体験や経験に即して、素直に意見が表明されていた点でした。反対に、共通する短所は、固有名詞の誤りや誤字脱字などの基本的なことのほかに、文章に見出しをつけることや内容ごとに適切な段落に区分することが挙げられました。このような文章の誤りを一つ一つ例文で確認していきました。また、文末表現に気を付けること、口語表現を使用しないこと、「子ども」を「子供」と表記するような差別用語に注意することなども挙げられました。
 講義の後半では、文章を作成する上での技術を教わりました。文章を書く前に「なんのために」「なにを」「どのように」を必死に考えて書くことが大切だということや、題名はなるべくシンプルなものにすることなど文章作成の技術をレクチャーしていただきました。例文の間違っている点を指摘するという問題では、ゼミ生のみんなが苦戦していたように思いました。荒井先生が過去にしてしまった誤字の例で、「忘年会」の招待状を「亡念会」と打ち間違えて出してしまい、「そんな霊の出そうな会は行きたくない。」と言われてしまった話はとても印象的でした。
 今回の文章講座はとても意味のある時間になったと思います。文章を書く上での基本的なことから、どうしたらより文章の技術が向上するかなど大切なことをたくさん教えていただきました。初心に帰り、文章の基本的なことからもう一度見直し、質の高い文章を書ける力をこのゼミで手に入れたいと考えるきっかけとなりました。
 以上で第4回荒井ゼミの活動報告を終了させていただきます。