2019年4月-9月までの研究活動

2019年4月から9月までの研究活動は以下の通りです。

(1)5月25日・26日に全国地方教育史学会大会を大東文化大学・大東文化会館で開催しました。詳細は「荒井明夫ブログ゙」をご覧下さい。シンポジウムのテーマを「地域と学校」と設定し趣旨説明をおこないました。このテーマを発展させて、現在は論文を執筆中です。

(2)論文「地域からの義務教育成立史の考察─山形県を事例にして」(大東文化大学紀要・第58号掲載予定・2020年3月刊行予定)を執筆しました。山形県の就学告諭・就学督責規則・就学規則を整理し歴史的意義を論じました。

(3)共同研究である第2回就学史研究会を7月21日に大東文化会館で開催しました。

(4)同じく共同研究であり、私が代表を努める中等教育史研究会例会(9月27日・静岡大学)および、教育史学会(9月27日理事会・28日~29日大会)に参加しました。

(5)なかなか進みませんが、山口県の防長教育会成立史の史料整理、「きけわだつみのこえ」に関する論文等を読みすすめました。

(6)8月5日(月曜日)と8月9日(金曜日)に「教員免許更新時講習」として「学校をめぐる近年の状況の変化─「道徳の『教科化』を題材にして道徳を考える─」を講義しました。

(7)この時期の史料調査は以下のとおりです。青森県弘前市(4月24日~26日)、福島県会津若松市・喜多方市(5月27日~29日、8月22日~24日)、長野県松本市(6月28日~29日)、栃木県宇都宮市(7月5日~6日)、山形県山形市(7月24日~25日)、島根県松江市(8月26日~28日)、山口県萩市(9月12日~14日)。それぞれ現地の県立図書館・市立図書館・博物館で調査してきました。