11月~1月の読書報告
ご無沙汰しています。今期も自由かつ気ままな読書に終始しました。右列三冊は重松清の著書から。『エイジ』の主人公は14歳、同級生に「少年A」がいる。そこでのクラスを中心とした人間模様が描かれる。『十字架』の主題は重い。自殺した同級生の遺書で「親友」とされた中学生の背負った重い「十字架」を掘り下げる。『とんび』は頑固で不器用な父親と子どもの父子愛を描く。重松は、家族・人間関係を描いて読者にいろいろな問題を突きつける。この三冊で重松ファンになるだろう。
『最強の外国語習得法』は、時間があるこの際、外国語にでもチャレンジしてやろうかと思って読んだ一冊です。金平さんの二冊『「新しい戦前のなかでどう正気を保つか」『流れに逆らう』は、金平さんの同時代論集。前者は大矢英代氏との対談が軸で、アメリカ社会との比較など読みごたえある一冊。後者は金平さんの講演集。時代をみる眼の鋭さを学びました。故半藤一利さんの『歴史と人生』『歴史と戦争』は、半藤さんの厖大な著書から編集者が主題に即して名言を整理したユニークな書物でした。知念実希人『天久鷹央の推理カルテ』はとても面白い医療ミステリー。TVドラマ化されたことなどちっとも知らなかったが、この一冊で一気にファンになりました。現在続編を読んでいます。現役の医師が書くだけあって実にリアルかつ大胆な面白い医療ミステリーです。
もう少し研究からはなれて自由な読書を楽しみたいと思っています。

